講師紹介

ある曲を聴いた時、思わず胸が熱くなったり、ふとした時に、懐かしいメロディーと共に思い出が蘇ったり…音楽は、私達の暮らしに根ざし、心や思考、生活、自然や人とのつながりを深いところで支えています。何よりも、言葉や身分等のあらゆる境を越えて、人々の心の奥深くに響き、美しい瞬間を分かちあうことが出来る、素晴らしい力を秘めています。
ピアノは1台でオーケストラにも準える多彩な音色を奏でることができ、その表現の可能性は無限大です。数々の美しい作品を通して、作曲家の思いに触れる体験は、大きな励ましとなることでしょう。
レッスンでは、一人一人が作品から何かを感じ取り、考え、表現しようとする意思を大切に、ご自身の感性や個性を反映した演奏が組み立てられるよう、基礎から丁寧にアドヴァイスして参ります。初心者から経験者の方まで、それぞれの課題や悩みに寄り添いながら、私自身も成長していくことができればと思っています。
音楽のある暮らしを通して、心豊かな毎日を送るお手伝いが出来ましたら幸いです。

プロフィール
洗足学園音楽大学音楽学部を経て、同大学院音楽研究課程修了。中۰高音楽教諭専修免許取得。在学中、ソロ及び室内楽にて特別選抜生に認定、演奏会に出演。Manfred Fock,、小林仁、Chongpil Lim、江口玲, 迫昭嘉, Werner Hink各氏のマスタークラスを受講。3年次より安永徹۰市野あゆみ両氏による特別レッスン「ヴァイオリンとピアノによるデュオ」を受講、演奏会に出演。以来卒業後も定期的に両氏のもとで音楽を学び、ソロ۰デュオを中心とした演奏活動を積極的に展開。デュオ۰リサイタル開催(2015-)のほか、「ラ۰フォル۰ジュルネ۰オ۰ジャポン」音楽祭(2018)など、日本各地でコンサートやイベントに数多く出演、好評を博す。現在、ソロ۰室内楽۰伴奏ピアニストとして精力的な活動を続けている。これまでに、ピアノを栗田摂子、倉林桂子、市野あゆみの各氏に、室内楽を井野邊大輔、木越洋の各氏に師事。